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しあわせの種 2月

柔らかいお日さまのきらめきに木々も眠りから目覚め、
しっかりと芽吹きの準備にかかっています。
まだまだ寒いと言っているのは人間だけかもしれません。
野草は枯葉の中に新しい芽を出し、日ごとにぐんぐん成長しています。
ところで昔は男性の事をひこ、女性の事をひめといいました。
このひはお日さまの事です。 わたしたちはお日さまのエネルギーで生かされています。お日さまのエネルギーを植物が取り入れ
でんぷんに変え、それを食べて生きています。
私たちの中にお日様がある。お母さんは家庭の太陽と言いますが、
いやいや彦も姫も世界いや宇宙を輝かす存在と大きな力で行きましょう。
それにしても、昔の人の直感力って凄いですね。

先日九州大学名誉教授で、移植免疫学の重鎮であられる野本亀久雄先生の「生体防御論」のご講演をお聞きし、
私が日頃考えている事と同じだったので、大変うれしくこれからも皆様方に自信を持ってお伝えしていいこうと大変励みになりました。

私たちの身体は外からのばい菌の侵入に対してたくさんのバリヤーが連続的に働き、体を守っています。
まず皮膚、粘膜。そして血液のなかには、ばい菌をパクパク食べる食細胞、警官のように
ばい菌をみつけ取り締り、警告をはっする役割のもの、ばい菌を殺菌する強力なスプレーを振りかけるもの、
味方か敵かを判断するもの、抗体を作るもの、あるいは体の中でできた癌細胞のように正常でない細胞をやっつけるもの等色々な役割をもった細胞がチームを組んで元気でいられるように頑張ってくれています

この体を守ってくれるシステムは、なんと生命の誕生すなわち40億年前にさかのぼるのです。
生命は1つの細胞から始まり多種多様の生き物へと進化してきましたが、この過程で次々と獲得してきたシステムです。私たちの体ってすばらしいものですよね。
40億年の集大成なのですから。

この素晴らしい生体防御システム・免疫システムなのですが、
食べ物、環境やストレスや加齢などによって、日々刻々変化しています。
よく「私は元気だから」という方がいらっしゃいますが、元気にはレベルがあります。
身体の60兆の細胞全部がピチピチ元気なら100%、やりたい事をエネルギッシュに疲れを知らずやれる状態。
体の半分の細胞がピチピチでなければ、元気だけれどなんとなく疲れることもある等の状態。
そして60兆の細胞の働きがどんどん低下していくと病気となるわけです。

さて病気になって抗生物質、抗がん剤で治療すると、あなたの体の60兆の細胞は元気になるでしょうか?
抗生物質はばい菌の増殖を抑えるのには有効ですが、一方であなたの体のなかにいて
あなたと共存共生している良い菌までを殺してしまいます。また抗がん剤は癌細胞だけではなく
ピチピチ元気な細胞まで弱らせてしまいます。

そこで病気にならない段階で、少し弱っている細胞をピチピチ元気になってもらったら良いのです。
生体防御システムには血液中にある様々な細胞がお互い協力して色々なシステムを組んで
働いてくれています。このすべての細胞が元気になれば生体防御システムはばっちりで、
どんな菌をも寄せ付けず、また体の中にできた癌細胞もいち早く掃除してくれるのです。

野本亀久雄先生はおっしゃいます。生体防御システムを維持する事が大切だと。
それに最適なものがバイオリンクだそうです。生体防御システムの様々なところに関与して
多くの細胞を元気づけるのだそうです。色々な段階でパワフルに体防御システム全体に
バイオリンクが働くのも、20億年もの間形を変えず生き延びてきた驚異的な生命力のようです。
最近様々なサプリメントが出でいますが、生体防御のシステムの一部分に
作用するものが多いとの事。これはシステム全体のバランスを崩すそうです。

Sally日記