しあわせの種 ３月
春の光が次第に強くなり植物も歓びの声を上げています。
昨晩目を閉じ静かにしていると大地から湯気のようなエネルギー体が
風船のようにほわん、ほわんと浮かび上がって来ている様な感覚になりました。
春はお日さまの光ばかりに気を取られていましたが、大地のエネルギーが
天にのぼって自然界のダイナミックな循環を感じたひと時でした。
今日は啓蟄、土の中の虫達も眠りから覚めお日さまの光に呼応し、
天に大地のエネルギーを届けているのでしょうか？
私達もダイナミックに人生を謳歌しましょうね。
よもぎ
野山を駆け回っていた幼い頃、転んで擦り傷をした時、友達がよもぎの葉を揉んでつけてくれました。
そのよもぎの香りと小さな手の手当ては何十年たっても心に残っています。
漢方薬の処方の中にも艾葉として使われています。
春になるとよもぎが新芽を出し、生命力旺盛で日ごとにぐんぐん成長します。
昔の人はこの新芽で草餅を作りました。
私達の身体は冬に溜まっていた老廃物が春になると肝臓の働きが高まりどんどん処理されます。
この解毒を助けるのがよもぎの緑（葉緑素）です。
また血液のpHを弱アルカリ性にし、胃腸、肝臓にも働き造血作用もあります。
さらにお米のでんぷん質の消化吸収をスムーズにし、燃焼させるビタミンB１、B２が多く、
草餅を食べても太らない。現代人に不足しがちなカルシウムも多い等々よもぎパワーは凄い。
日本の食文化も凄い。
よもぎを塩で湯がいてあくを抜いたものを色々なお菓子作り等に取り入れてみてください。
お灸のもぐさもよもぎから作られているのですよ。
よもぎの精油成分が経絡を刺激して自然治癒力を発動させます。
今からどんどん成長してゆく葉を摘んでお風呂に入れてみてください。
アトピー等の皮膚の炎症のも良く、体もぽかぽかです。
ちなみに、バイオリンクはよもぎの５倍の葉緑素を含んでいます
