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しあわせの種 2月

「春光に踊り出し芽の一列に」杉田久女
厳しかった冬から次第に春の光が膨らみ始め、万物が目覚めの時を迎えます。
ニュートンはリンゴの木からリンゴが落ちるのを見て万有引力を発見しましたが、リンゴの木に、どのようにして実がなるのかその当時は興味がないことでした。現代の科学では非常に興味深いことが次々と明らかになり、宇宙的なマクロの世界から、宇宙の構成要素のミクロの素粒子の世界の真実が次々と明らかになってきています。私たちは孤立した存在ではなく、宇宙と常に呼応し合っています。私たちのいのちの源は宇宙であり、宇宙からエネルギーを常に供給されています。

赤いりんごは宇宙のエネルギーが結実したものです。植物は光エネルギーを葉緑素のクロロフィルというアンテナで吸収しますが、動物はクロロフィルを持っていないので植物が作った炭水化物をミトコンドリアというエネルギー生産工場でエネルギーに変え生きています。植物は空気中の二酸化炭素 と根から吸い上げた水を光エネルギーを使って炭水化物に変え蓄えています。炭水化物って炭素と水が化けたって書いてあるでしょ。この化かせるマジックが光エネルギーなのです。
生命の中で最も重要なものは、情報を内蔵するDNAとエネルギーの生産工場クロロフィル、そしてミトコンドリアです。エネルギーレベルの高い植物というのは、光エネルギーをたくさん吸収する大きなクロロフィルを持つものです。植物の中でダントツ大きなクロロフィルを持つバイオリンククロレラは、稲の約40倍もの光エネルギーを固定します。
健康の原点はエネルギーレベルの高い食べ物を食べることと私達の身体細胞内のミトコンドリアを元気にそして数を増やすことです。出し汁をとり和食で野菜中心の食事、運動によってミトコンドリアは元気にそして数も増えエネルギーが湧いてきます。

骨粗鬆症

私たちの身体の組織や臓器の細胞は常にリモデリングしています。古いものは壊され、新しいものに入れ替わっています。身体の骨も破骨細胞が古い細胞を壊し、骨芽細胞が血液中のCaを使って新しい骨を生み出しています。この骨芽細胞と破骨細胞のアンバランスや、腸管からのCaの吸収不足等によって骨粗鬆症となると西洋医学では考え、これに対応する種々のお薬が出ています。
良く使われているているのが、破骨細胞の働きを弱めるお薬です。この薬は顎骨に悪い作用を起こす場合がありますので、歯の治療時は要注意。元々壊さないといけない古い細胞を壊させないようにするのですから、自然の身体の仕組みには逆らっている治療ですね。
次に腸管からのCa吸収しやすくする活性型ビタミンD製剤ですが、Ca製剤と一緒に服用しないことです。活性型ビタミンDは血液中にCaが有り余っていても、無くてもどんどん腸管から吸収してしまいます。私たちの身体の骨は、体を支えるという目的のほかに、血液中のCa濃度を一定に保つ目的があります。血液中のCa濃度が低くなると骨からCaを溶かし出し、血液中のCa濃度を一定に保ちます。血液中のCa濃度はとても大切な役割果たしています。Caは神経細胞では電流を生じ伝達の役割を、心臓、筋肉、胃や腸,子宮では収縮、弛緩を引き起こし、ホルモンの分泌や、免疫細胞の働きにも関与し,身体全体の細胞の働きを牛耳っています。そこで私たちの身体は自分の命を守るために、一定のCaイオン濃度が保たれるように恒常性維持機能を働かせています。 所が、活性型ビタミンDでは、この恒常性維持機能を乱し、血液中にCaが有り余っていようが、なかろうがドンドン吸収してしまいます。
活性型ビタミンDではなく、干ししいたけやバイオリンクが良いです。必要時に活性型Caになるように、肝臓で蓄えられます。ある程度日光に当たる事で体内でビタミンDは合成されるので、日中の散歩も大切です。かかとに圧力がかかることで、骨芽細胞に刺激となるようです。
切り干し大根はCaが沢山含まれているので、干ししいたけと揚げと一緒に煮て食べることでCaが効率よく吸収されます。
お雑魚を食べるとき柑橘類を少しかけると、これもCaの吸収を良くしますのでお勧めです。
リン酸塩を含むハム、ソーセージ、かまぼこ、チーズ等の加工食品はCaの吸収を妨げますのでお気を付けください。

腎臓の働きが低下してもCaの吸収が悪くなります。東洋医学では歳をとると腎の働きが弱り、腎に属している歯、骨、ホルモン、髪の毛も弱ると言われています。
この腎の働きを助ける滋養強壮薬がパナパールカプセルです。
パナパールに入っているマムシにはCaとアミノ酸がたくさん含まれており、また血液の流れを良くし、胃腸機能を高めます。骨粗鬆症の有意な改善があります。骨粗鬆症が進む前にお試しください。

Sally日記