九月に入り長かった自粛生活も徐々に溶け、学校も2学期を迎えています。先月お母さま方から、朝昼夜ご飯を作って掃除洗濯するとあっという間に夕方、洗濯ものはまた溜まり部屋も散らかって、「あーあ」という嘆き声をお聞きしました。でもそれは一面で、ご家族のために尽くされて、ご家族皆さんで楽しくお過ごしになられた日々の方が断然多かったはず。
主婦の仕事は、だれに評価されるわけでもなく、報酬を頂くわけでもなく、形が残るものでもないので、時々疲れ過ぎるとついマイナスの感情が持ち上がってきますよね。
太陽の見えないエネルギーを植物が実りに変え、それを食べてエネルギーを燃やし生きている私達。
お母さんは「家庭の太陽」といいますが、まさしくお母さんの仕事は見えないエネルギ―で全てを生み出す力。なんて尊い働き。
上の絵では、大きな木の周りで妖精たちが楽しそうに踊っています。お月さまも昇り始めました。
大木が育つのは、見えないけれど地中深く根が張っているから。
薄暗くなって緑の枝葉も周りの景色と同化し始めると、妖精たちには根がどれ程深く広く伸びているのかが見え始める。
きっとお母さんへの感謝のダンスだね。
そのダンスを微笑んで清らかな光で包むお月さま。
「あなたのままでいいのだよ」「ありのままでいい」
「肩の力を抜いて、私はいつも、どこにでもあなたにピッタリと寄り添っている」って囁いてる。
お母さんの光もまた家族によって磨かれてゆく。