「バイオリンク」は何に効くの?? 令和7年7月 143号

お客様から、バイオリンクは「癌に効く?」 「高血圧に効く?」 「大腸性潰 炎に効く?」等
病名を上げてのご質問をよく受けます。
薬やサプリメントも全て、「○○に効く」とか「○○に良い」とかうたっていますものね。
実はバイオリンクは『全てに対応できる』のです!
その理由はシンプル。
バイオリンクが悪いところを治しているわけではなく、バイオリンク製品は私たちの身体にいる【100人の名医 】が働きやすい最高の環境を作り出してくれるからです。
「人は生まれながらに、100人の名医を持つ」
これは古代ギリシャの医聖ヒボクラテスの言葉であり、100人の名医とは「自然治癒力」の事です。
今彼が生きていたら、37兆もの名医がいると言ったでしょう。
なぜなら現代の医学では、私たちの身体は37兆個の細胞で出来ていて、それらの37兆個の細胞が互いにネットワークを組み、私たちのいのちを守ろうと共に働いていることが分かってきたからです。
さらにそれらの細胞の中には、細胞が元気に働くためのエネルギーを作りだす「ミトコンドリア」、遺伝子情報を収める「核」、たんぱく質を合成する工場「リボゾーム」等
様々な小器官があります。
37兆個の細胞が互いにメッセージを出して交信しているのであれば、この瞬間だけでも37兆乗37兆通りの天文学的な数の変化が身体の中で起きているのですから、ある部分をターゲットにした治療は、本当の意味では最先端医療ではないのかもしれません。
例えば、高血圧の薬は、血圧を下げすぎてフラつきを起こすことがあります。
利尿薬は、体内の水分があってもなくても、どんどんおしっこを出させます。
免疫療法による抗がん剤は、効かなくなる(耐性ができる)といった問題点もあります。
これらは、言い換えれば「37兆の37兆乗の1ネットワークにアタックしただけ」にすぎないのです。
一方バイオリンクは、全身の37兆個の細胞を、本来の”元気な姿”に整えていく力があります。
身体全体の細胞が元気になり、バランスが整えば、自然と生命は正常な方向へと向かっていきます。
特定の部位に作用するのではなく、細胞という”最小単位”に働きかけることで、結果として弱っていた臓器や器官、組織が、本来の元気な状態に戻っていくのです。
なぜなら、私たちの身体のあらゆる部位は、すべて”細胞の集まり”だからです。
「細胞を元気にする」
ーそれは、現代医学の最先端技術をもってしてもできない事なのです。
一般のサプリメントとバイオリンクは、どう違うの??
サプリメントには、”流行”があるってご存じですか?
いま日本で1番売れているのが、NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)です。
以下、近年はやっているサプリメントを表にしました。
サプリメント | 主な目的 | 人気の理由 |
NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド) | 抗老化・エネルギー代謝改善 | 「若返り」や「長寿」に効くと話題。 ハーバード大学の研究などで注目 |
ビタミンD | 免疫力強化・骨の健康 | コロナ渦で免疫への関心が高まり爆発的に人気に |
EPA/DHA(オメガ3脂肪酸) | 血液サラサラ・脳の健康 | 中高年の生活習慣病予防に定番 |
ルテイン・アスタキサンチン | 眼精疲労・抗酸化 | パソコン・スマホ時代で目のケア需要が高まっている |
プロテイン・アミノ酸系(BCAA含む) | 筋肉維持・ダイエット | 若年層~高齢者まで健康志向で支持されている |
エクオール | 更年期対策・女性ホルモン様作用 | 中高年女性から圧倒的支持(大豆イソフラボン代謝物) |
では過去を見てみましょう。
年代 | 流行したサプリ | ブームの背景 |
1990年代 | ビタミンC、ローヤルゼリー、キチンキトサン | 健康ブームの始まり |
2000年代 | グルコサミン、コンドロイチン | 高齢者の関節トラブルが社会問題に |
2010年代 | コエンザイムQ10、プラセンタ、酵素ドリンク、ココナッツオイル | 美容・ダイエットへの関心上昇 |
2020年代 | NMN、CBD、ビタミンD、エクオール | エイジングケア、ストレス、不眠、免疫への注目 |
いかがですか?
よく耳にしたサプリあるいは飲んでいた方もいらっしゃるかもですね。
本物であれば流行り廃りはないはずですが…
クロレラバイオリンクは約60年前に商品化された、長い間支持されて数々の実績を積み上げてきている上に、健康食品にしては医薬品並みの研究データがあります。
何よりSally 薬房の前進、小野薬局では、60年前からこのクロレラを扱いたくさんの方々の症例から、バイオリンクに勝るものはないと確信しています。
今1番売れているNMNについて調べてみた結果
米ハーバード大学の研究者(シンクレア教授)によるマウス実験で、NMNを投与した老齢マウスの筋肉や代謝が若返ったことが発表され、「若返り物質」としてメディアで紹介され話題沸騰のNMN。
研究論文もたくさん出ており、どの会社も次々と高価格で発売しています。
「若返る」という言葉は、私の年代には超魅力的でつい心を動かされますが、しばらくして聞こえて来たのが純度の高いNMNは少ないと。
そしていくつかの論文を読んでみると、まだ人間に効くというデータは出ておらず、マウスの実験での有効量は、人間に換算すればとてつもなく高容量です。
販売されている量で果たして効果があるかどうかも疑わしい限り。
こんなことがあると、余計色々と調べたくなる…正義の味方Sallyです(笑)。
論文に書かれていることを要約すると、
- NAD+の前駆体としてNMNが老化に関与する可能性
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、ビタミンB3から体内で作られ、最終的にNAD+という物質に変化します。NAD+は、細胞のエネルギーを生み出す「TCAサイクル」に欠かせない補酵素であり、これが不足するとエネルギー代謝が低下し、老化や病気が進行する可能性があります。マウス研究では、NMNを補うことで老化が改善したという結果も出ています。 - 長寿遺伝子「サーチュイン(SIRT)」の活性化
NAD+は、サーチュインと呼ばれる酵素の働きに必要不可欠です。
この酵素は、細胞の修復・炎症の抑制・ミトコンドリア(細胞のエネルギー工場)の健康維持などに関わり、長寿や老化抑制に関与していると考えられています。
バイオリンクとの関係性と見解
- TCAサイクルをまわしてエネルギーを作るためには、NAD+だけでなく他のビタミンやミネラルも必要。
- バイオリンクには、TCAサイクルやNAD+合成に関わる栄養素(ビタミン・ミネラル)がバランスよく含まれている。
- バイオリンク自体にもNAD+が微量ながら含まれている。
- また、バイオリンクによるサーチュイン遺伝子活性化のデータもある。
NMNは確かに注目されている成分ですが、ビタミンB3は本来、日々の食事から体内で自然に変換されます。
足らないから大量に入れて老化を防ぐという方法は、少し乱暴のような気がします。
37兆個もの細胞、その一つ一つが心臓を動かし、酸素を運び、食べたものをエネルギーに変え、傷を修復しています。
毎日休むことなく、黙々と自分の役割を果たしてくれているのに、その細胞たちの働きを無視して「足りないものは足してしまえ」がはたして最善なのでしょうか?
老化はあらがうことができないものです。
しかし、私たちのいのちが尽きるまで細胞が元気でいられるように、食事や環境をできる限り整え、自らの細胞がNAD+をたくさん作りだし、またサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)を活性化できる環境を整えることが大切ではないでしょうか。
健康とは、細胞が本来の力を発揮できているかどうか
これがすべての土台です。
そして、そんな細胞の働きを整え支えてくれるのが「粒」「BCEx」「503」という、バイオリンク健康法の三本柱です。
バイオリンクの本質的な働きは、「特定の病気に効くこと」や「老化防止」ではなく、細胞ひとつひとつが正しく情報を受け取り、自分の役割を全うできる状態に戻していくことです。
ここが他のサプリメントと大きく異なる点です。