最新の免疫に関する事実 令和7年11月147号
寒くなってくるとインフルエンザワクチン接種が始まりますね。
千代田区からはヘルペスワクチン推奨のお知らせが来てびっくり。
私たちの身体は、外から病原体が来るとそれを攻撃する抗体が作られます。
この抗体を作るのに初めての病原体だと時間がかかりますが、1度かかった病原体だと身体は記憶していてすぐ抗体を作るので、症状も軽く済みます。このシステムを利用したものが※予防接種です。
(※病気の原因となるウイルスや細菌の「弱めたもの」や「一部(たんぱく質など)」注射)
数十年前までは身体を外敵から守る免疫は“抗体 ”だと考えられていました。
ところが、近年科学が発達することで、免疫(身体を守るシステム)は何段階もあり、また免疫細胞の白血球は多種類あって、それぞれが違う役割を担って免疫を支えている事いることが分かってきました。

予防接種は「獲得免疫」のみに働く
つまり、予防接種は獲得免疫をターゲットにしています。
自然免疫には何の作用もしていないのです。
感染初期のバリアを堅固にしておけば、感染しないか、軽く済むわけです。
外敵から身体を守る最初のバリアは『皮膚粘膜』です。
風邪の引き初めに喉が痛くなったり、鼻水が出ますね。
これはウイルスが喉や鼻の粘膜に侵入して、そこで免疫細胞と戦っているからです。
これで済むと良いのですが、ウイルスや細菌の勢力が強いと、血管に入り全身に回り悪さをします。
ルーブル美術館でナポレオンの秘宝が盗まれ、フランスでは犯人を血眼で探し捕まえました。
あれとよく似たことが『免疫反応』なのです。
先ず、ルーブルで犯人は窓から侵入。
外壁のセキュリティーでこれが免疫の第1段階。
(皮膚粘膜に相当)
次に犯人は工事人を装い廊下をさっさと歩き、ナポレオンの宝石場所に到着。
ぼんくらガードマンは、廊下を歩いている犯人を見てもなんとも思わず工事人かと…犯人はしめしめ。
宝石はガラスのケースの中に収められていたが、電動工具で割れる軟弱なものだった。
電動工具がガラスをたたき割った瞬間、大きな警報が鳴り響き、犯人とガードマンの間に戦が走る。
犯人は秘宝を袋に詰め込み廊下を駆け抜け、戸外に脱走。
警察は過去の犯罪者や組織を調べ、犯人を逮捕。
私たちの身体で言えば、この犯人の特定が『抗体作り』です。
何ともスリルとサスペンスの物語。もう秘宝が盗まれたら元の状態で帰ることはなく、犯人が逃走中に落とした1つの冠は、落とした衝撃で損傷していたそう。
もし最初の外壁と窓(皮膚・粘膜)が頑丈なセキュリティーであれば、いや、犯人が廊下(血管)を歩いている時見破って取り押さえていたなら、援護の連絡をしていたなら、盗まれなかったはずです。
これが私達の身体でいえば、初期免疫の『自然免疫』。
(樹状細胞、マクロファージ、好中球、NK細胞などの免疫細胞達の役割)
盗まれた後で犯人捜しをするのが『獲得免疫』。
さて、あなたはどちらを強化したい?
予防接種にも勝る最高の予防法とは
この初期免疫を強化してくれるのが、『BCEx』『503』です。
予防接種は、あくまで防犯対策訓練で、初期免疫を強化する効果はありません。
防犯対策をやった犯人であればすぐ捕まえるマニュアルがありますが、違った犯人では捕まえることが出来ないのです。
なんと、初期免疫で感染症の95%は防げるといわれています!!
SNSでは、予防接種の批判が数多く上がっていますが、不安ばかりあおって解決方法がなされていないように感じます。
大切なのは批判ではなく、どうすればいいかという解決法を多くの方に知ってほしい。
それは、自らの身体の中にある身体を元気にする力(恒常性維持機能)の自然免疫を強めること。
それこそが“最高の予防 ”なんです。
確かに歳を取るにつれて免疫力が低下するので、予防接種を推奨されますが、503を1週間に1本飲むと、病気と戦う力が保たれます。
さらに、身体全体の37兆個の細胞の働きを高めるので、身体の中にできた悪いものも排泄できるだけでなく、身体全体のはたらきが1段階アップします。
一挙両得どころか一挙多得です!!
小さい子供さんの予防接種もびっくりするほど多いです。
食生活を整え、バイオリンクを食べ、戸外でいっぱい遊ぶ等自然に沿った生活をしているのであれば、自然免疫がはたらき、重症化のリスクは少ないと思います。
むしろ任意の予防接種は避けて頂きたいです。
免疫力強化のために・・・
- 睡眠
- 和食、野菜を多く取り腸内細菌を良くする『まごはやさしい』食事
- よく歩き、よく笑う
- 楽しくなる言葉を吐く






