一年に一度、織姫と彦星が天の川を渡って出会うロマンチックな七夕。
私たちは短冊に願いを込めて、笹の葉に結び天の星に届けます。
日本の七夕は五節句の一つで、秋の豊作を祈り、
また人々の無病息災を天に願ったことが始まりです。
仏教が大陸から伝わりお盆を迎える準備的な要素も加わるようになり、
時代とともに七夕も変化しています。
広重の市中繁栄七夕祭、ひしめくほどに七夕飾りが林立し、
そろばん、鯛、スイカ、ひょうたん等の大きな飾りが、
風になびき、はるか彼方には富士山も見え、江戸の繁栄ぶりがうかがわれます。
しかしこの絵が描かれる1年半前には、安政の大地震があり江戸は壊滅状態で
家屋は跡形もない状態でした。
わずかの期間にもとの姿に戻り、例年のように七夕飾りが林立しお祭りをする姿、
これこそ日本の姿だと感じます。
夏の過ごし方
汗をかく
東洋医学では、夏を天地陰陽の気が盛んに交わり、万物が成長繁栄する季節ととらえます。
人も内にある陽気を、皮膚汗を出す機能が退化し汗の出ない体質になります。
花粉症などもこれが一因で
夏の過ごし方
汗をかく
東洋医学では、夏を天地陰陽の気が盛んに交わり、万物が成長繁栄する季節ととらえます。
人も内にある陽気を、皮膚を通じて外に発散させる、いわゆる汗をかくことが重要です。
冷暖房が普及し快適な生活を送れるようになりましたが、
その反面、自然界の暑さ寒さなどに対する適応能力が低下しています。
汗をかけないと体の中に熱がこもり熱中症になります。
また汗でしか排泄できない蓄積した一年分の老廃物を出すことも大切です。
いつも冷房の中で、汗をかかないようにしていると、汗を出す機能が退化し汗の出ない体質になります。
花粉症などもこれが一因です。
できるだけ自然に沿った生活で、夏はたっぷり汗をかきましょう
食べ物
夏は血液の循環が非常に盛んで心臓に一年中で一番負担がかかります。
そこで心臓が喜ぶ夏野菜のゴーヤ、ピーマン、ナス、トマト等の苦味成分をとりましょう。体を冷やします。
スイカ等の瓜類は利尿作用もあり心臓を助けます。
トマト、スイカ等の瓜類には必ず自然塩をふって陰陽の調和を計って下さい。
汗とともに失われたミネラルの補給になります。
瓜類や野菜の水分が体にとって、最適の活用される水分です。
薬味のねぎ、しょうが、ワサビ、シソ等のピリ辛成分は、胃腸の働きを高めてくれます。
アイスクリーム、かき氷等はお腹を冷やします。
葛、寒天の水菓子は体の表面を冷やし中心を温めますので、アイスクリームよりは葛菓子を。
水分の摂り方
暑いので、ついつい冷たい水分をごくごくと飲んでしまいますが、
この水分は体を素通りするだけで、余分な汗となるだけでなく、胃腸の働きを低下させ食欲もなくなり、夏バテへと進みます。
常温の水分を少しずつ何回にもわけて飲んで下さい。
ジュース類の糖分は胃腸の働きを悪くします
また、スポーツドリンクも成分的に注意が必要です。
自分作る最高のスポーツドリンク
梅酢を薄めたドリンクでバイオリンクを飲む
。梅酢のクエン酸が、老廃物の乳酸を代謝し、またエネルギーを生み出す回路を、
天然の56種類ビタミンのビタミン・ミネラル等を含むバイオリンクが活性化します。
18種類の天然のアミノ酸も含まれています。
梅酢:梅干しを漬けた時に出る水分
虚弱体質・高齢の方
汗をかいたり入浴すると体がだるい。
少し動くと息切れ・動悸・たちくらみ等がして疲れる。
朝起きづらい。食欲がなく、食べると反ってしんどくなる。
便が柔らかい・細い・水分補給の割に尿量が少ない。
冷房の中にいると足が冷える等の症状がある方は、気虚(エネルギー不足)の傾向があります。
この症状の方は、スイカ・メロン・きゅうり等の瓜類やトマト等は体を冷やしますのであまり向いていません。
朝、熱い番茶に梅干を入れ醤油を1~2滴たらし飲むと胃腸が温まります。
是非お試しください。
非常に貴重な朝鮮紅人参の活気参が、気の充実と内臓を温め良く効きます。
夏バテした時試してください。