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Sallyのつぶやき

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しあわせの種 1月

明けましておめでとうございます。2023年もどうぞ宜しくお願い致します。
今年は卯年、軽々と障害物を飛び跳ねて前進してゆく歳。
また、うさちゃんは、毎月赤ちゃんを産むといわれているくらい繫殖力が強い。

Sally薬房の子宝相談も新年早々、赤ちゃんの産声が聞こえてきます。
生み出す力、繁栄する力の波に乗り進みましょう。皆様はどのような1年になさりたいですか?
年末の読売新聞に「無痛分娩」というタイトルの記事が載っていました。私も息子を「無痛分娩」(麻酔薬なし)を体験したので、そのタイトルに興味を持ち読んでみると、ショックなことに麻酔薬を使った「無痛分娩」を推奨するものでした。東京で知り合った産婦人科さんも無痛分娩をされていて、芸能人などもいらしていつも満室との事。世の中の流れはその方向に進んでいるのでしょう。私の様な体験はとても稀有ですが、とても大切な事なので心のどこかに置いておいてください。
 クロレラ工業さんの母乳育児活動の中で素晴らしい助産師さんと出逢い、出産の神秘、赤ちゃんとの心の対話、出産前の身体づくり等のお話をお伺いし、出産は親と子の呼吸のリズムを合わすことのできる、いや、大自然のリズムに委ねられる最大のチャンスであると気づきました。女性は出産という体験を通じて、たくさんの拡がりを体験できるチャンスです、麻酔薬をしなくても痛みのない心地よいお産をしてみませんか?
私たちは人と人との繋がりによって生きています。繋がることは息を合わせる事。今年は、「繋がる」を発信していきます。

息子が幼稚園の時、お迎えに行くと、保母さんが少し興奮気味にお昼寝の時にみっくんが「僕はお母さんのここから、こんなに頭を回転して出できた。暗くて狭くて怖かった」と実演したと言ってくれました。予定日に生まれなかったら帝王切開にするとお医者さんが言ったのを聞いていたような発言もしたそうです。偶然にもその保母さんは、息子が生まれる2日前に同じ病院で出産した出産友です。
皆さん、満月の夜には出産が増えるって聞いたことありますか?
サンゴやウミガメ、カブトガニの産卵も満月の夜です。
人が生まれるのは満ち潮で、お亡くなりになるのは、引き潮の時。
私たちは宇宙のリズムで生かされ活きているのではないでしょうか?
東洋医学では、宇宙の氣によって肺が膨らみ呼吸が生まれ、その吐く息と吸う息の陰陽で熱体温が生まれ、その体温の熱が心臓のポンプのエネルギーになるとの考え方があります。呼吸は1分間に18回、波が岸に打ち寄せるのも18回、その2倍が体温36℃その2倍が72の心拍数、その2倍144最高血圧。
私たちは、個の存在ではなくこの宇宙と確かに繋がっていると思いませんか?
息子がお腹の中にいるとき、友人から「無痛分娩の書」を頂きました。ストンと心に落ち無痛分娩できると確信し、その書に書かれている生活を心がけました。陣痛は子宮が収縮して少し痛みを感じるくらいで、何度も痛くないの?と看護婦さんに聞かれました。お医者さんはこんなに痛みがないのに産まれるわけがないと言い、助産師さんはまだまだだと思い外出。子宮口が開いているから念のためにと分娩台に上がるとすぐ産まれそうになり、看護婦さん大慌て。外出先から大急ぎで戻って来てくれた助産師さんが間一髪で間に合うお産でした。 4300人の命を迎えた伝説の助産婦、賀久はつ先生がおっしゃるのには、本来のお産は痛みがなく、βエンドルフィンが出て心地よいものだとおっしゃっています。「いのちをつないで」など複数の著書を出版され、旭日雙光章、厚生労働大臣賞等、数多くの賞を受賞されておられます。先生のご著書は、お産の本いうより如何に生きるかの指針となると思いますので是非読んでみてください。

なぜ、痛みのないお産ができたのかを医学的に解釈してみましょう。
私たちの身体は自分が意識しなくても、外からの刺激に対して自分の身体を守るための機能(恒常性維持機能)を持っています。この機能を担っているのが自律神経系、内分泌系、免疫系で、これらは相互作用して身体を守ってくれているのです。
心臓が休みなく脈打つのも、食べ物を消化吸収するのもばい菌と戦うのもこれらの働きです。
私たちがこの機能を今持っているのは地球ができて生命が誕生した進化の歴史、いや大きく言えば宇宙の誕生の歴史がこのシステムを創り出したと言っても過言ではありません。
赤ちゃんの誕生には内分泌系のホルモンが大きく関係しますが、私たちが意識しなくても年頃になれば、脳の視床下部から性腺刺激ホルモンが分泌され、数種のホルモンがバランスをとりながら、いのちのバトンを繋ぐ準備がされます。また、受精すると受精卵も、ふかふかのベットにして―とのお願いのホルモンや、大きく成長できるように糖分を自分の方にもらうホルモン、生まれても良い時期になると子宮を収縮させるホルモン等を創ります。
まるでオーケストラの指揮者の指揮に合わせて体の中に必要な時期に必要なホルモンが出されるそのような感覚です。色々心配をすることなく大自然の働きに身を委ねる事が大切ではないでしょうか?
私は、「無痛分娩の書」を読み、自分に無痛分娩できると暗示をかけました。上記の様な科学的な知識もありましたので、その暗示がより強いものになったと思います。
自律神経系、内分泌系、免疫系の働きは、心の状態によって大きく変化します。
例えばすごく怒った時、心臓はドキドキ、血圧は上がり、胃は石のように固くなります。アドレナリンがたくさん作られて自律神経の交感神経を興奮させるからです。怒りの感情が食べ物から取り入れたアミノ酸のチロシンをアドレナリンに変えたのです。一方、しあわせホルモンといわれるオキシトシン、快楽ホルモンのβエンドルフィン、やる気ホルモンのドパミン等も同様にアミノ酸から合成されます。つまり物事に潜在意識かでどう反応するかによって、私たち自身が感情を作り出し、身体にも影響を及ぼしているのです。心身相関ですね。日頃マイナス思考の人は、潜在意識にマイナス思考の公式がセットされているので、何か起こればマイナスの感情がとなるのです。日ごろ何があっても良き方向にとらえる習慣をつけると、プラス思考の公式が潜在意識の中にセットされるのでしあわせホルモンがでるのです。
私たちは経験したことのないものに対してはどちらかというと不安要素が強くなります。ネガティブな情報を受け入れやすくなります。
ましてやお産ですもの。お産=命がけ、とても苦しそう、唸る痛み・・・・などが潜在意識の中にセットされています。
でも、痛いのだの、苦しいのだのそんな表面の薄皮の奥に宇宙の歴史の壮大な力が、私達を生み出し、その私達から新たな生命を生み出そうそしている力を感じれば、快楽ホルモンがパンパン出ますよ。
暗示かけてくださいね。
息子が産道を通る時、怖かったと言ったそうですが、体内記憶のあるお子さんも生まれるときは苦しかったとか言っているようです。子宮が収縮し押し出されるので締め付けられたり、ゆるまったりで大変なのでしょう。お母さんも苦しい時は、赤ちゃんも苦しいのでしょう。子宮の中では守られていた赤ちゃん、初めて自分の力で生まれ出でようとするすがた、応援せざるを得ません。残念ながら私は、お産はお母さんが産むものと思っていたので、息子を応援することが出来ませんでした。あ母さんと赤ちゃんの共同作業ですね。今のママ達には是非、赤ちゃんを応援してもらって、呼吸を合わせ、肉体は離れても繋がって頂きたいと思います。
また、お医者さんに産ませてもらうのではなく、産む覚悟をもって、食生活、体力は妊娠前から十分留意下さり出来る限り、医療が介入しないお産にしてください。

Sally日記