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Sallyのつぶやき

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しあわせの種7月

若者の体が危ない!
一人暮らしの若者の多くがコンビニお弁当、あるいは外食を食べているのではないでしょうか?
 比較的栄養バランスが良いと思われる幕の内弁当でさえ、国が定めておる基準値のミネラルが90%以上も不足しているそうです。(新型栄養失調 小若順一・国光美佳著)

  そういえば、知り合いの美容師さん二人から、最近若い人の薄毛や白髪が多くなっているそうで、養毛剤など付けてもあまり効果がないと相談を受けました。
 

 東洋医学では、髪は血余といい血液の余ったもので髪の毛が作られるという考え方をしています。
すなわち髪の毛の状態は、血液の状態を表しているのです。
あなたの髪の毛、張りがあって艶々の緑の黒髪ですか?
血は食べ物からできています。
こんなに豊かな飽食の時代栄養失調なんて・・・・。

豊かさ、便利さが生み出した”食生活の落とし穴”

油脂、砂糖の過多でカロリーは過剰の一方、カルシューム、鉄、亜鉛、マグネシウム等のミネラルやビタミン不足で食べた物を正常な血にできなかったり、血液を動かすエネルギーを作り出せなかったりするのです。
なぜミネラル不足になるの?
化学肥料や農薬を使ったミネラルの少ない土壌で育った野菜。
食品添加物がミネラルの吸収を阻害、見た目をきれいにする調理法(時間がたっても変色しない)等でミネラルのほとんどは抜け落ちます。
加工すればするほどミネラルは失われていきます。
今の私たちの食事の材料が何かわからない程加工されています。
米、小麦、果物、根菜類にしても外皮に一番ミネラルが含まれています。

マクロビで一物全体食が提唱されています。
生き物の一部を頂くのではなく丸ごと頂くことで、栄養的にもバランスが取れまた、生き物の命のエネルギーを頂けるからです。(たとえば大きな魚では切り身になりますね。すると部分食なので栄養が偏るのです。おじゃこなら頭からしっぽまで食べれます)

大自然の生命力とつながる食生活はSally薬房の小冊子にまとめてありますので、ご来店時にお持ち下さい。

ところで、サプリメントを摂るのに気を付けて頂きたいことがあります。
特定のミネラルのサプリメント例えばカルシウム、鉄、亜鉛など取っていませんか?
下図に示しましたように、ミネラルはお互い体の中で相互作用しながら一定の比率で働いています。例えば塩に含まれるナトリウム、摂り過ぎると高血圧になりますが、このナトリウムを体の外に出すカリウムは野菜や果物、海草にたくさん含まれています。
お味噌汁にはわかめ、野菜が入っていますね。
これでお味噌の余分な塩分が代謝されるのです。
先人の知恵、日本食のすばらしさです。
ところが特定の成分を含んだサプリメントを服用すると一つのミネラルを過剰に摂取することになり、矢印の方向の他のミネラルの代謝を阻害します。
詳しくはSally薬房で・・・

Sally日記