風邪は人間が最もよくかかる身近な病気ですが、
安易に考えて無理をしていると、肺炎を起こしてしまったり、
持病がある方はそれが悪化してしまったり・・・。
また免疫力が少ない高齢者や幼児は
生命にかかわることもあるので要注意です。
「風邪は万病のもと」とはよく言ったものです。
風邪を引くのは、体を守る自然治癒力、免疫力が低下しているサインなので、生活全般を見直しましょう。
風邪は人間が最もよくかかる身近な病気ですが、安易に考えて無理をしていると、
肺炎を起こしてしまったり、持病がある方はそれが悪化してしまったり・・・。
また免疫力が少ない高齢者や幼児は生命にかかわることもあるので要注意です。
「風邪は万病のもと」とはよく言ったものです。
風邪を引くのは、体を守る自然治癒力、免疫力が低下しているサインなので、
生活全般を見直しましょう。
現代医学の治療
風邪の原因となるウイルスは200種類以上もあり、直接感染している
原因ウイルスに効く抗ウイルス薬はありません。
発熱や鼻水、咳等の症状を対症療法によって抑えながら、
体力の消耗を防ぎ自然治癒力による回復を待つと言うのが現代医学の一般療法です。
しかし発熱は体がウイルスと闘うために必要であり、熱によりウイルスは死滅します。
むやみに解熱剤で熱を下げるのは考えものです。
漢方薬の治療
風邪には葛根湯、麻黄湯等よく耳にしますね。この処方は風邪の初期で、うなじが凝り熱が出て、
冷すと心地よい状態の時に使います。風邪の初期で病邪が体表にあるときです。
それを中和、発汗させることにより風邪の病邪を押し出し、熱を下げ、血行を盛んにして自然治癒力を高める働きがあります。
ところがこの二つの処方には、麻黄が配合されています。麻黄は胃腸が弱い人、心臓が悪い人、高血圧の人、
前立腺肥大の人には負担がかります。またこじらせた風邪には使いません。
漢方だから体に優しいのではなく、体質、病気の進行状態、症状によって処方する漢方薬は一人一人異なります。
構成生薬の内容まで熟知している医師・薬剤師に処方してもらいましょう。