今年の中秋の名月は9月の15日、きれいなお月さまが
見られるといいですね。
幼い頃、お月さまにはウサギが住んでいると
思っていらしゃっいませんでしたか?
私は信じていてじーとお月さまを眺めていると
月の模様がウサギに見えたものです。
またかぐや姫は月の世界に帰ったという事も信じ、しばらく色々と空想していました。
大人になると現実の見える世界に視点が移ってしまいますが、美しいものを見てその奥にあるもの
を感じ取りたいものです。お月さまの光をじーと眺めてみてください。
とても澄み切っていてすべてを受け入れてくれる美しさがあります。
太陽が陽ならお月さまは陰。太陽が「私の愛をいっぱい受けて」とさんさんと
暖かい光を送ってくれるのなら、お月さまは「あなたはあなたで十分。
そのままでいいのだよ」という感じです。
だってお月さまはあなたが歩いても、走っても、
新幹線に乗っても、飛行機に乗ってもぴったりくっついて来て微笑んでくれているでしょう。
ところで私たちの身体のみならず自然界の生き物とお月さまの満ち欠けは、相関関係があります。
というのも満月や新月のときは、お月さまの引力で潮の満ち潮が最大になり
大潮となりますね。どうやら
私たちの身体の体液にも変化が起きているようです。
私たちの大祖先は海で生きる単細胞でした。それが多細胞となり陸に上がったのですが、
このとき体の中に海の水を持ってあがってきました。細胞と細胞の間にある体液が海の水なのです。
満月の夜はサンゴが大産卵、ウミガメも産卵のために続々と海岸に上がってきます。
人間も満月の夜は出産率が高いそうです。月の満ち欠けと女性の生理は28日周期。
植物も月齢によって樹液の流れに変化があり、種まきに適した時期、収穫に適した時期があるそうです。
この様に、この地球の生き物は宇宙の星々と共振共鳴して生きているのですね。
ちっぽけな殻に閉じこもらず宇宙に向かってわたしは生きているって叫んで、
お月さまとダンスしてみませんか?
私たちも人間の目には見えませんが赤外線より少し波長の長い光を出しているのですよ。
その光は40ワットの電球に相当するぐらいの輝きだそうで、健康状態や精神的な状態によって
その輝きは変化するそうです。さてあなたはどのような色のどの様な輝きを発するのでしょう?
月のリズムに合わせて体も心も浄化してみませんか?
満月から新月に欠けていく月では「排泄力」「解毒力」が増します。
そこでこの時期には取り込む力が弱いので多少食べ過ぎても太りにくい傾向があり、
また薬の副作用なども出にくく、手術や治療にはこの時期が適しています。
そして新月には祈りや、願いを。反対に新月から満月に満ちてゆく月では、取り込む力、
「吸収」力が増します。この時期には体に良いビタミンミネラルを沢山含んだ食べ物を摂るとよいでしょう。
そして満月には全てを委ねる心に。