街には11月半ばからクリスマスの飾りがお目見えし、
キラキラでとても華やか。
Sally薬房も先日大急ぎでツリーに飾り付けしました。
日本人ってユニークで素晴らしいですね。生まれた時は、お宮参り、
七五三、初詣で神社に、結婚式は神式あるいは教会、
お葬式は仏式等と多様です。古来の日本は
大自然の中に神が宿る八百万の神を信仰してきたので、
排他的ではなく受け入れ文化の中に調和させてきたのだと思います。
ただアメリカからクリスマスのきらびやかな部分のみが入って来て楽しむのも良いのですが、
私達日本古来の大切な行事を意識し、守り伝えていかなければならないと思います。
アメリカでは11月の第4木曜日が感謝祭(収穫祭)でクリスマスと同等の大きな行事で
日本のお正月のように遠く離れた家族、親類が集います。
ボルチモアに住んでいた時、現地の友人宅に招かれターキーをご馳走になりましたが、
おばあさまの家に子供たちの家族全員が集まっていらっしゃいました。
遠くはフロリダから飛行機で3時間もかけてです。個々自由に過ごす国かと思っていたので以外でした。
11月23日勤労感謝の日、もともとは新嘗祭の日です。
天皇がその年に収穫された五穀を天照大神をはじめとする神々に供え作物の恵みに感謝し自らも食す儀式。
1年の収穫感謝のお祭りです。日本人はご飯を食べる前には「頂きます」と言います。
これはお米のいのちを頂くからです。飛鳥時代からこの新嘗祭は始まり一時中断されたものの、
元禄時代の東山天皇の時から復活。天皇はこの儀式の時、板張りの冷たいお部屋に
長い時間お座りになり、祈りを奉げられるそうです。食べ物に感謝をするのはどこの国でも同じでしょうが、
いのちを頂きそのいのちのお蔭で働かせてもらっているという感覚の日本の国って最高の国だと思いませんか?
勤労感謝というと何だか仕事をしたんだという傲慢な感覚ではないですか?もともとの新嘗祭の意味を知ると
大自然との一体感があり、天地一切のものと共に生かされ合う感覚ですで、心が透明になります。
もし11月23日をさらーと通り過ごされていらっしゃったら、日本の素晴らしいお祭りにもう一度思いを馳せ、
お子さんに日本の素晴らしさをお伝えください。それからきらきらクリスマスを迎えましょう。
今年も鳥インフルエンザ、人間のインフルエンザも始まり、またノロウイルスの流行もささやかれ始め、
インフルエンザの予防接種した方が良い?と聞かれることが多くなりました。
私は必要ないと思っています。まずインフルエンザにかかっても、長くて3~4日寝れば治り恐れる病でない事。
ワクチンには水銀等の添加物が入っているので、何パーセントかのリスクを伴う事からです。
インフルエンザの予防接種は、最近の信頼のおける研究で、インフルエンザウイルスの変異が早いので
既存のワクチンでは対応できない事やワクチンを打っても抗体は血液中にでき、インフルエンザウイルスは喉や鼻の粘膜で増殖するので予防効果も重症化の予防もないと言われています。
またインフルエンザで恐れられている小児の脳症や高齢者の肺炎は、他のウイルスでもおきます。
それよりはかからない体づくり、かかっても軽くすみ身体のお掃除ができる身体づくりをしましょう。
風邪は身体の掃除のために引くともいわれています。身体が汚れていると何度も引く訳ですね。
今までどんな時に風邪にかかりましたか?
食べ過ぎ飲み過ぎて胃腸が弱った時
東洋医学では胃は中なりといい胃腸が中心で全ての病気はここを正さないと治らないと捉えています。
消化のためにはエネルギーがたくさん必要です。食べ過ぎ飲み過ぎた後は、2食ぐらい抜いてプチ断食で消化のエネルギーを身体修復に使いましょう。
冷たい物(アイスクリーム、ビール、冷えた飲物)を摂り過ぎた時
胃腸が冷えると胃腸の働き、消化酵素の活性も悪くなります。善玉の腸内細菌は身体に大切な成分やビタミンを作っていますが、これにも影響。
睡眠時間が少ない
午後10時から午前2時までの時間 睡眠のゴールデンタイムです。できるだけ早寝早起きして下さい。
ストレス
免疫力をかなり落とします。適度に運動等をして発散してください。
*頭寒足熱===エアコン暖房は暖かい空気が上に上がるのでこたつ等の方がよい。
ある程度の寒さには馴れるように寒さに強くなる。特に子供は薄着。下半身は暖かく。
*うがい===予防のためうがい薬でうがいを頻繁にするのは×
喉の粘膜には常在菌がいて悪い菌の侵入を防いでいる。うがい薬はそれも殺してしまいむき出しの状態になる。