夜間、春の嵐の様に雨風が強かった翌朝、川面から水蒸気が立ち上り霧の様に当たりの視界を遮った後、徐々に上にうえにと昇り、いつの間にか空に消えてゆき澄み切った青空が広がる。
太陽は高く昇り、夕刻には空を赤く染め西に、季節は、春、夏、秋、冬を巡る。地球は太陽の周りを自転しながら公転し、太陽系もまた自転しながら銀河系の中を公転している。大自然、この宇宙はダイナミックなエネルギーの循環の中にある。
私たちも大自然の一部。同じ大自然の法則でエネルギーが身体を巡る。万物が萌え生ずる春は、人間では成長、発展を支える自律神経系を支配する。自律神経系には闘争反応をつかさどる交感神経と成長増殖をつかさどる副交感神経系の二つがあり、この二つのバランスが釣り合った状態が健康だが、ストレスの多い現代社会では交感神経優位になる。特に春は就職、入学、転勤等新しい環境になることで、不安や孤独感、劣等感等を感じ五月病等に見舞われる方がいる。
私も何か新しい事に踏み出す時不安や劣等感を一杯経験してきた。
あるときこの不安や劣等感を少し離れた位置から眺めてみた。不安や劣等感ってマイナスの感覚の様に見えるでしょ。違うんです。
今、私たちが生きている目に見える世界は相対世界、比較することで自分の立ち位置が分かる世界。例えば背が高い、低い、黄色人種、若い、頭がよい、お金持ち・・・周りとの比較によって自分を知ることが出来る。比較によって安心したり不安になったりするんですよね。
目に見えない大自然、宇宙のエネルギーの循環の流れは、+、-、良い、悪いではなく、循環しながら前にまえに進んでいってる、全てのものを育み育てる大きな愛が中心軸としてスドーンと貫いてる世界。
私たちは人生の階段を一歩上がれば、もう一歩前に進みたいという大自然の衝動が湧き起きるんです。自然に。凄い事です。実は劣等感のもう一つの一面は、前進したいという推進力なんだ!!
大自然、宇宙の営みがそうだから
恐れるな!!勇気を出して進もう!!大自然の衝動に委ねて!!
先日お友達の竹林から堀ったタケノコを頂きました。最高に美味しく、東京から帰ったばかりで旬のタケノコが心にも身体にも滋味となりました。
タケノコは成長がとても速く土から出て10日で竹になるそうです。
タケノコの栄養について
亜鉛が豊富
亜鉛はミネラルの一種で酵素は亜鉛がないと働けない
亜鉛には味覚を正常に保つ効能があります。亜鉛は、味の判断をする味蕾(みらい)という器官を作る働き。正常な精子が作られるのにもとても大切。
パントテン酸
パントテン酸はビタミンB群に分類される栄養で、以前はビタミンB5とも呼ばれていました。
パントテン酸は、3大栄養素の代謝に関わり、エネルギーを生み出す効能があります。また、抗ストレス作用のあるホルモンの分泌を高める効果もあるため、ストレス対策にも有効です
不溶性食物繊維であるセルロースが豊富
セルロースとは不溶性食物繊維の一種で、ブドウ糖が鎖状に結合したものです。セルロースは腸内で水分を吸収してふくらみ、腸内にある有害物質を排出する効能があります。タケノコは毒だしをすると昔から言われていましたが、この効果です。
チロシン
たけのこを茹でてカットした時に、中に白いかたまりのようなものがついていますよね。この正体はチロシンという成分です。知らないとわざわざ取って捨ててしまいますが大切な栄養素。
チロシンはアミノ酸の一種で、疲労回復やストレスの緩和、脳を活性化してやる気や集中力を高めてくれるなどの効能があります。
また、代謝や自律神経をコントロールする甲状腺ホルモン、皮膚や毛髪の黒色色素であるメラニンの原料になります。
アスパラギン酸
アスパラギン酸はうまみ成分を持つアミノ酸の一種です。名前の通り、アスパラガスに多く含まれており、たけのこや豆類、サトウキビにも豊富に含まれています。
アスパラギン酸は、疲労回復や体液のバランスを整えるなどの効能があります。また、アスパラギン酸には尿の合成を促進する効果もあります
グルタミン酸
グルタミン酸は、昆布や白菜、トマト、イワシやチーズなどにも含まれている旨味の栄養成分で胃や腸を保護してくれる粘膜を形成し、消化吸収を促進する効果があります。
また皮下脂肪や内臓脂肪をつきにくくしてくれるので、体脂肪が気になる方におすすめです。