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Sallyのつぶやき

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しあわせの種 5月

青い空に新緑の輝きが生え、藤棚のトンネルの向こうから薫風が流れ、 菖蒲や牡丹の花が優雅に微笑む。
マスコミはコロナ渦だが、大自然は楽園だ。心を何処に置くかで人生は決まる。

幼い頃夜空の星の純粋な輝きを見て、どうしても手に取りたかった。父に取ってほしいと言ったが、果てしなく遠いところにあるから叶わないと。でも「その星の輝きは私の目の中にある」と。
いつ頃からだろうか?夜空の星を見ると心が透明になり、その輝が懐かしい。星からの距離によって、宇宙が誕生してから今までの光をそれぞれの星が時系列に私のもとに届ける。あの星の輝きは5億年前の光、こちらの星は1億年前に出された光というように。

星の輝きを眺めていると、
「私はどこから来たのだろう?」「何のためにこの宇宙に送り出されたのだろう」と。

ビッグバン直前のインフレーションの仕組みを世界に先駆けて解いた宇宙物理学者の佐藤勝彦氏の読売新聞の連載が目に留まった。
インフレーションの進むモデルでは、宇宙の中に別の大きな宇宙が生まれ、その中にまた別の大きな宇宙が生まれるというのだ。

まるで中国の故事にある「壺中の天」そのものだそうだ。壺中の天は、中国の後漢の書の中にある。役人の男が、薬売りの老人が店先の壺に飛び込むのを見て、翌日、自分も一緒に入れてもらう。そこには花が咲き豪華な建物が並ぶ別天地で、山海の珍味と美酒にあふれていたという。

                       今あるこの宇宙の中に様々な宇宙が広がっている。心をどこに置くかによって壺に飛び込み別世界を体験ができるのではないでしょうか?

ストレスというと思い通りにならない事を浮かべますが、左図の様に身体も心も外界からの様々な刺激に対して身体を守るため、神経系、内分泌系、免疫系がネットワークを組んで働いています。

この3つのシステムの起源はなんと私たちの生命の誕生の37億年前の単細胞(私たちの祖先)から始まりました。自分を守る防衛システムと仲間を増やし繁殖、成長するシステムが歳月をかけて神経系、内分泌系、免疫系へとより機能的に進化しました。

心と神経系の働きが密接な関係を持つことは、近年の研究で明らかになっています。精神的ストレスが胃潰瘍や腰痛を起こすこと、また副腎からのストレスホルモンが免疫力を低下させ、糖代謝にも影響を与えます。そして神経系は内分泌系、免疫系に大きな影響を与えます。
心で思ったこと(感情)が神経系に反映し身体に大きな影響を及ぼしているのです。

私たちは外界からの刺激を五感の感覚で取り入れ常に,快か不快で判断し感情を作り出します。
人によって感情の起伏が異なるのはどうしてなのでしょうか?怒りやすい人、心配性な人・・・・・
それは心の中にある潜在意識が関係しています。
刺激によって反応するのは潜在意識の中にある過去のデータから解を得ているからです。体の健康だけでなくよりHappyな毎日を送るためにこの潜在意識のクリーニングをしてみませんか?

心はあちらこちらにコロコロと引っ張られ、どうしようもないものだと思っていませんか?
「笑う門には福来る」とはよく言ったもので、心が暗くても嘘でも笑っていると笑うという行為で脳が誤認識してハッピーホルモンや緩む神経伝達物質を創り出すのです。脳とはそういうものなのです。
心の仕組み、身体の仕組みを利用して少しずつ感情のコントロールの挑戦してみませんか?
「私も少しずつですがそれが出来始める様になりました。今月の健康Cafe ではこのことについてお話いたします。
外界の環境に左右され悲しんだり、落ち込んだりするのではなく、一緒にどんな時にもしあわせを探せるように なりましょう!!
別世界の壺に飛び込むのはあなたなのです。

Sally日記