銀鼠の梅雨空の中、吸い込まれそうになるほどの神秘的な色の輝きを放つ紫陽花。
一つの花の中に小さな花が微妙に異なる色を演奏している。
最近は色々な種類の紫陽花が目を楽しませてくれ、梅雨の鬱陶しい中、清涼感を運んでくれます。
草花が放つ色はなぜこれ程まで私たちの心を動かすのでしょうか?
私のオフィスには人口植物が配置されていて、本物にそっくりなので、訪れて下さった方々は最初、「緑がいっぱいでいいね」と言って下さいます。
しばらくして「造花なのね、本物にそっくり」と言います。
なぜ造花と分かったのでしょうか??
触る方は数人で大半は、じっと見て目で感じます。
本物と造花の違いはいのちが宿るかどうかですよね。
私たちの目は光を感じて色々の物を感知するので、本物からはいのちの光が出ているのでしょうね。
さて私たちは日々どのようないのちの光を放っているのでしょうか?
活きいきした光を放ちたいものですね!
アンチエイジングが大流行。
今年の初めの健康Café の時にとっても素敵な詩を頂き、読むたびに情熱が湧いてきます。
この詩を紹介して下さったのは80歳の乙女。本当に若い!!
色白で輝くツルツルのお肌、私の結構ハードな中上級クラスのYOGAにも参加。
私が80歳になって出来るかと言われると???
いや、成るように日々を積み重ねよう!!
希望と夢に胸を膨らませて大きなランドセルを背負って歩く1年生、眩しくてエールを送らずにはいられません。
入学式、新学期には桜も微笑み満開。
外国は9月が新学期なので、以前日本もそれに合わそうという議論が持ち上がった時、
夫が「新学期は桜のお祝いがぴったり。春でないとダメ。何でもかんでも外国の真似するんじゃない。
秋は枯れてゆく季節だよ。なんで日本が春に新学期をするのか分かってない。」と言った時、それ程の意味を感じていませんでした。
大地から一斉に緑が芽生え、植物の力を感じさせてくれる春。それを祝福するかのように、木々はつぼみを膨らませて、次々と色とりどりの花を咲かせてくれます。
桜の花の下での宴。これは秋の収穫の予祝として行われていたそうです。
天の運行では、冬の間、ぎゅっと凝縮していたエネルギーが一気に解放され、形あるものへと変容し季節は巡ります。
私たちもなりたい自分をイメージして桜の花の下で予祝しましょう!!
胎児の心音のように春の鼓動が聴こえる。
かすかな音だが波のように私の胸に大きく押し寄せてくる。
耳を澄ませば光が波のように流れている。何かを生み出そうとする大きなおおきな力だ。
特に今年はこの力を大きく感じる。世界が大きく変わるのだろうか?
高浜虚子の『下萌の大磐石をもたげたる』(早春のわずかな草の芽吹きが巨大な巌を持ち上げる)が浮かぶ。