明けましておめでとうございます。
「一富士二鷹三茄子」初夢に見ると縁起がいいとされている。
由来は諸説ありますが、徳川家康に縁の深い駿河の国(静岡県)の名物、
日本最高峰富士山 、富士山に棲む名鳥の鷹 、
他国より早く産出する初茄子 。また語呂に引っ掛けた富士山は
「不死」に通じ不老長寿、鷹は「高、貴」に通じ出世、
茄子は実がよくなるので子孫繁栄を意味する等の説があります。
寒い夜空に輝くクリスマスのイルミネーションの光を見ていると、心が透明になってゆきます。
東洋医学では、氣という概念があります。
宇宙生成の原動力であり、生命の根源で、私達はこの気によって
生かされているという捉え方をしています。
氣には先天の氣といって、親から代々受け継がれた氣と、
後天の氣という食べ物からの大地の氣と天の氣いわゆる宇宙エネルギーです。
木々が色づきを深め、山々がまとう錦繍が心の琴線にふれる。
かつてアメリカに住んでいた頃、夫が山々の紅葉を見て
「日本の紅葉より素晴らしい。山全体がまっ黄、まっ赤。きれいや!!
日本の紅葉はくすみがあるけれど、まるで絵の具で塗ったようだ。」
と感嘆の声を上げました。
秋の味覚、栗。漢方の古書によると、栗は「主として気を益し、腸を厚くし、人をして飢えに耐えしむ。
生食すれば腰部の不随を治し、筋骨切れたるを療す」とあります。
栗は栄養成分が豊富。脂肪が少なく細かい粒子のでんぷんが
豊富で上品な味で私達を楽しませてくれる。
私たち生物は宇宙と連動して生きていると言っても、
夜でも昼間のように煌々とした明るさの中や、
季節感の薄い現在社会では実感がないかも知れませんね。
鳥の渡り、魚の回遊、植物の開花、夜になると眠くなる等は、
生物の体内に生物時計があるからです。