6月1日は「衣替え」。白や水色を基調とした爽やかな装いは、
梅雨の鬱陶しさから気分も晴れやかになります。色彩の持つ力も大きいようです。
先日行きつけのブティックのオーナーさんから連絡を頂き、
私に合いそうな服を取って置いたからということでした。
風も陽射しも透き通っている中、新緑が光を放ち、
生きとし生けるもののいのちの躍動にスポットライトを
当てているかのようです。
芽吹きの時期は柔らかかった萌黄色が、
日々刻々と色が変わり瞬く間に伸びて、
力強い新緑の輝きに満ちています。
まさに緑のシャワーですね。
雪解け水が小川のせせらぎとなり、春の光を
透きとおったまばたきで反射しています。
さて大自然と私たちの身体のリズムは共振していますが、
この春の息吹を透きとおったまなざしで
取り入れていらっしゃいますか?
桃の節句の由来は古代中国からのもので季節の変わり目は災いをもたらす
邪気が入りやすいと考えられ、水辺での禊や、盃を流したりの
風習からのもののようです。
ところで桃は「長生の実」「不老長寿の仙果」で邪気を払う魔よけの力が
あるといわれていました。
桃の葉を煎じた液は皮膚病の民間薬とされ、
また桃の種の中の白いアーモンドの実は桃仁といい婦人病の
漢方薬として使われています。
インフルエンザが猛威をふるい始めました。高熱、関節痛などの症状で
病院に行きインフルエンザと診断されるとタミフル、リレンザ、イナビル
などのお薬が処方されます。発症から48時間以内であれば、
ウイルスの増殖が劇的に抑えられ発熱も1~2日で
すぐ良くなるため、日本ではインフルエンザと診断されると
当たり前に使われています。
なんと生産量の70%が日本で消費されているそうです。