梅雨が明け夏本番、セミの鳴き声も盛んになってきます。 小学生の頃は夏休みになると、汗びっしょりになりながら近くの雑木林に毎日蝉取りに出掛けていました。
心理学者の河合隼雄先生の京大の最終講義のお話しの中で紹介された、「ぶたやまさんたらぶたやまさん」。 「ブタヤマさんたらブタヤマさん うしろをみてよ ブタヤマさん」 ちょうちょを捕まえるのに必死なブタヤマさんは何度こう呼びかけてもなかなか振り返りません。 背後には色々なものが忍び寄ってきます。
青い空に新緑の輝きが生え、藤棚のトンネルの向こうから薫風が流れ、
菖蒲や牡丹の花が優雅に微笑む。
マスコミはコロナ渦だが、大自然は楽園だ。心を何処に置くかで人生は決まる。
夜間、春の嵐の様に雨風が強かった翌朝、川面から水蒸気が立ち上り霧の様に当たりの視界を遮った後、徐々に上にうえにと昇り、いつの間にか空に消えてゆき澄み切った青空が広がる。
女の子の健やかな成長を願う雛人形の段飾り。
「左近の桜、右近の橘」といって桜と橘、そして桃の花を飾る等の風習は禊や祓の風習の名残だそう
です。
ひな祭り=桃の節句といわれているので桃の花に意識はありましたが、桜や、橘を飾る意味は知りませんでした。